2024年10月30日水曜日

あれ、漏れて無いんじゃないか・・

 超ヤブの自覚はあります。

キツネ色ブラグは何かオカシイ・・。ここからガスが漏れているのに違いない。

何かバルブが浮き上がっている気がする・・。

などと勝手な思い込み・・だけではダメ、まず確かめてみよう。

と云うことで・・

まず、この煤だらけのヘッドを・・

真鍮のワイヤーブラシで掃除して・・・
灯油を注ぎ込み、待つこと6時間・・1mmも灯油は減っていません。
漏っていません!
ならば、あのキツネ色のバルブは何???

と云うことでチャットGPDに聞いてみました。

その回答は・・↓

マツダR360のシリンダーヘッド内で、吸気バルブだけが奇麗なキツネ色になっているのは、燃焼や吸気の状態に関係する可能性が高いです。いくつかの原因や現象を考えることができます:


燃焼の温度:吸気バルブがキツネ色である場合、そこに付着するカーボンやススが少ないことが考えられます。適切な温度での燃焼により、吸気バルブが高温でクリーンに保たれている可能性があります。


吸気の流れや温度:吸気バルブは新鮮な空気や燃料が流れ込むため、排気バルブに比べて温度が低くなりがちです。これにより、特に煤が溜まらず、キツネ色のように見えることがあります。


燃料や燃焼の状態:古いエンジンでは、燃料と空気の混合比や燃焼の均一性が影響し、吸気バルブ周辺に特異な色の変化が見られることがあります。特にキャブレーターの調整やインテーク側の燃焼状態が、キツネ色を作る要因になっているかもしれません。


この現象は、エンジンに問題があるわけではなく、むしろ正常な吸気・燃焼のプロセスで見られることが多いです。ただし、他に異常がある場合は、キャブレーターの調整や燃焼系統の点検が必要になることもあります。

むしろ正常!!!

ならば後やるべきことは、ピストンリングの交換か・・


2024年10月29日火曜日

まず、2番シリンダーを外してみました

 まず、2番シリンダーから始めます。

最初にピストンを上死点に上げようとクランクを回しました。

ここで気がついたのですが、プーリーの切り欠きをTマークに合わせてもピストンは上死点の位置にいきません。プリーの切り欠きマーク位置が狂っているようです。

なのでプラグ穴から覗いて一番上を確認しました。

ロッカーアームをはずしました。

ヘッドを取りますと、思っていた通り真っ黒です・・。
バラシタ通りにパーツを置きました。
ヘッドを裏返してみると、
アイレッ!こちらも真っ黒と思っていましたが、なんと!御覧の通り片一方が奇麗なキツネ色!
バルブもすこし開いているようですし・・。上死点ならばバルブはどちらも閉じているはずですし・・。ここからガスが抜けロッカーアームケースの還油パイプを通ってシリンダー内に入っていくものと思います。そしてオイルを押し出すのでは・・・。
次にシリンダーを抜きます。

シリンダー内は思いのほかキレイです。どうですか?
ピストンもきれいではないでしょうか。抜き取ったまま、表面を噴いたりしていません。筋のように見えるのはオイルで拭けばきれいになると思います。

ピストンリングは摩耗している様子はなく、逆に交換してあるような輝きです。やっぱりエンジンはやってあるのか・・・。。
と、いう訳で 超ヤブのワタクシ的には      ↓こいつが犯人だと思います。

どうでしょう・・。読者のみなさんの見解をお聞かせください。
しかし、なんでこんなことになったんだろう?


人間より賢くなるであろうAI、 チャットGTPに聞いてみました。

 

マツダR360のエンジンを掛けアクセルをふかし回転を上げるとエンジンオイルが吐出します。何故でしょうか

ChatGPT:

ChatGPT

マツダR360のエンジンで回転を上げるとオイルが吐出する原因として、以下のような可能性が考えられます。


オイルシールの劣化: エンジンの各部にはオイルシールが使用されています。特にクランクシャフトシールやカムシールが劣化すると、高回転時にオイルが漏れ出ることがあります。


クランクケース内圧の上昇: クランクケース内で圧力が上がりすぎると、オイルが外部に吹き出すことがあります。ピストンリングの摩耗やバルブシールの不良が原因で、燃焼ガスがクランクケース内に入り、圧力が上昇する場合があります。


オイルレベルの過多: オイルが規定量よりも多いと、エンジン内の回転で過剰なオイルがかき混ぜられ、吐出されることがあります。オイルの量を確認してみてください。


ブローバイガスの不適切な排気: 古いエンジンの場合、ブローバイガスの排出経路が詰まっていたり不具合があると、内部の圧力が上昇し、オイルの吐出を引き起こすことがあります。ブローバイガスの排気経路やフィルターの詰まりを確認してください。


バルブシールの不良が原因でクランクケースの内圧が上がる場合、一般的に次のような経路でガスがクランクケース内に流れ込みます。


シリンダー内での燃焼ガスの漏れ: バルブシールが劣化していると、燃焼ガスがシリンダーヘッド側へ漏れやすくなります。


バルブガイドからのガス漏れ: バルブシールが劣化すると、バルブガイドから燃焼ガスが上部に漏れやすくなり、これがクランクケース内に流れ込むことがあります。このガスがピストンリングの隙間を通ってクランクケースに入り込み、内圧を上昇させる原因となります。


ピストンリングからのブローバイガス: バルブシールの不良だけでなく、ピストンリングが摩耗している場合、シリンダー内の燃焼ガスがクランクケースへ直接漏れ(ブローバイガス)、内圧を上げます。このようなブローバイガスは、通常ブローバイガス還元装置(PCVバルブなど)を通して排出されますが、内圧が過剰に高くなると、オイルの吹き出しを引き起こすことがあります。


したがって、バルブシールやピストンリングの劣化があると、燃焼ガスがシリンダー内部からクランクケースに入り込み、クランクケース内の圧力を上げる原因となります。



バルブシールの不良を修理するには、バルブシールを交換する必要があります。以下は、バルブシール交換の一般的な手順です。作業には特殊な工具が必要であり、エンジン分解が伴うため、専門的な知識と技術が要求されます。自信がない場合はプロの整備工場に依頼するのがおすすめです。


バルブシールの交換手順

エンジンの取り外しと分解準備


まず、エンジンのオイルと冷却水を排出し、エンジンを安全に作業できる場所まで取り外します。

シリンダーヘッドの取り外し


シリンダーヘッドを外す必要があります。エンジンカバー、カムシャフト、プーリー、チェーンまたはベルトを取り外し、シリンダーヘッドを開きます。各部品の取り付け位置や順番を記録しておくと、再組立てがスムーズです。

バルブの取り外し


バルブスプリングコンプレッサーを使ってバルブスプリングを圧縮し、スプリングリテーナーとロッカーアームを外します。その後、バルブを取り外します。

バルブシールの取り外し


バルブシールを慎重に取り外します。シールリムーバーツールを使うと作業が簡単になります。劣化したシールを破損しないように外し、取り付け部位を清掃します。

新しいバルブシールの取り付け


新しいバルブシールを慎重に取り付けます。バルブシールインストーラーツールを使うと正確に装着できます。シールがきちんとフィットしているか確認します。

バルブとスプリングの再取り付け


バルブを再び元の位置に取り付け、スプリングリテーナーとロッカーアームを組み直します。スプリングコンプレッサーを使ってスプリングを元の位置にセットします。

シリンダーヘッドの組立てとエンジンの再取り付け


シリンダーヘッドをエンジンに戻し、取り外した部品をすべて元の位置に組み直します。カムシャフト、タイミングチェーン(またはベルト)、プーリーなども再装着します。

テストと調整


最後に、エンジンをテストして、オイル漏れや異音がないことを確認します。必要に応じてタイミング調整を行います。

2024年10月28日月曜日

ピストンリング交換準備

 車から降ろさずに・・最小工程でピストンリングにアクセスしたいと思っていたけど

とことん外すことになりました・・
今日のところは、このくらいにしてやって・・ヘッドを剥ぐのは明日と云うことにして・・。
                      ↓ここのゴムOリングを交換しないとダダモレ状態・・


2024年10月26日土曜日

ピストンリングの摩耗か・・

 エンジンオイルの吐出は、クランクケース内の異常圧力により押し出されたものと云うアドバイスをうけ、

されば何ゆえにクランクケースの圧力が上がったのか(三屋清左衛門残日録を見ているので一寸時代劇風に)・・・。

ガリガリ音もなくエンジンが掛かり、アイドリング時はさしたる問題もないが、アクセルを踏み込むと、オイルを吐き出す・・。燃焼ガスがクランクケースに流れ込み内圧があがりオイルが押し出される・・。

さしたる異音もないから、ピストンリングの摩耗・・ではなかろうか・・

エンジンはヤッテアルと聞いていたのと、大した苦労もなくエンジンが掛かりアイドリングに移行できたので、この展開にガックリです。作業を続ける気力が失せています。

しかし、なにはなくともピストンリングは調達しておこうとアイレックスにアクセスすると、R360用のピストンリンクセットがあと2セット残っていました。速攻注文しました。

しかし・・・、ピストンリンク交換で直ればよいのですが・・

そして、気力の回復・・が・・・

2024年10月25日金曜日

漏れ箇所拡大写真・・

 Rの下に潜り込んで写しました。  ↓このパイプから漏れるというか出るというか・・


パイプの取り付け部も怪しげな様子はありません。


パイプようのブラケットまで付いているので・・

しかし、まぎれもなく試走の間・・ここから入れたエンジンオイルがほとんど出てしまいました。

もちろんこれで良いわけはなく・・なにが、どうなっているのか・・・


2024年10月24日木曜日

走ったら、エンジンオイルがダダモレでスッカラカンに・・。

 試走路を走り終わって、ガタンと段差を乗り越えてエンジン停止した後でふと見ると・・

ガ、ガソリンか!?・・いやオイルでした。

走った後をたどると線状にオイルが漏っています。



見にくいので拡大してみて下さい。矢印のパイプからダダ漏れ、入れたオイルがほとんどココカラ漏れました。オイルを入れすぎた時ここから漏れていたので、てっきり入れすぎオイルのオーバーフローパイプと思っていましたが。走行振動でスッカラカンになるほどオイルが出るのは、なんぼ何でも???ですよね。このパイプ最初から付いていたので疑いもしませんでした。
しかしここに至って、コノパイプはおかしい・・アヤシイ。ネット上のR360エンジン(下部が写った写真はありませんが)をみても、こんなパイプが付いている気配はありません。
ワンココさんのブログをみても、こんなパイプが写っている写真はありません。
ワンココさんどうなんでしょう?



2024年10月23日水曜日

力技でバンバーを取り付けました。

 アチコチ叩きまくって(ゴムハンマーで)左右のRもほぼ一致・・

なのにスコンと嵌らないけど・・
そこは力技で・・エイッとはめ込みました。力技のひずみはアチコチに出ているようですが・・そんなの関係ない・・
バックミラーを付けようとしたが、他社のものらしく大きい。オリジナルのステーはあったけど肝心の鏡がない。


2024年10月22日火曜日

フロントバンバーがまるっきしつかない

 後ろのバンバーは、多少強引に押さえつけて取り付けられたが・・

後ろと同じ調子でやっていたら・・まるっきりつかない・・。バンバーは勿論アチコチが歪んだり伸びたりして、重なり合う3枚の薄鋼板のそれぞれの穴位置がちがう、
今日はギブアップ・・
秋の雨日はサブイ・・


2024年10月21日月曜日

今日はバンバー

まず、バンバーの裏のさび落としをしてサビキラーを塗布。

誰が何のため貼ったか分からない(勿論オレが何かの為だろうが・・)ガムテープをはがすのに苦労したし時間もかかった。
表面のメッキはガサガサで見せられたものではありませんが、将来は最新メッキ磨き道具を駆使、磨き倒してピカピカにするのを将来の課題にして、取り合えず明日取り付ける予定です。
             うら  ↓   ↓ 表
とにかく、試走路を走らせたい。
走ってくれたら一段落で、後はS600に重点をおきたいと思っています。


2024年10月20日日曜日

1本ワイパー!

 暖房オブション仕様のボディのみ初期型ですが↓御覧のようにワイパーも1本バーです・窓側の穴はワイパーの軸が通る穴、もう一つはウォシャー液用だと思います。



2024年10月18日金曜日

ドンクサイナァと思いながらも・・

 1日掛かって右のドアー&フェンダーを付けました。

何度もやり残した上にフェンダ下のボルトは修理したつもりの所をまた壊してギブアップしました。










2024年10月17日木曜日

暖房装置がない仕様みたいです。

エンジンの下からパチリ。開口部はジャバラゴムをはめ込むには2廻り3廻り以上大きい。

ので単に強制ファンからの熱風を地面に排出するためだけみたい。

∴ 蛇腹ゴムはあるけれどオプションの暖房仕様は無いみたいです。


ドアの締め方方法は・・・

                    ↓これを

            逆さにして     ↓ こうしたら・・・
                これが噛みこんで・・締まります。
↑これが正解かどうかは全く???なのですが・・



で、左のフェンダー&ドアを取り付けました。




2024年10月15日火曜日

ワッシャー1個が95円!

 フエンダーを取り付けるためのワッシャーを買いにナフコに行きました。

直径2センチ程度のメッキワッシャーが1個95円!!

M6×20のボルトが35円なのに・・どう考えても製造工数はボルトが多いと思うけど。

どういう値付けなのか・・分からん・・。歳をとった・・・


2024年10月14日月曜日

ワンココさん教えて下さい。

 分からないことがあったので、現場現物ではありませんが、片道2時間半かけて福山自動車時計博物館に行ってきました。


目当てはこれ、マツダR360クーペ。しかし、残念ながらレストア後の展示ではなく、レストア前の状態で、欠品パーツもあるようで、残念ながらあまり参考になりませんでした。

ドアーの締め合わせの問題ですが・・
我がRのボデー側の金具・・
我がRのドア側の金具・・しかしこれでは金具がかみ合わずドアが閉まりません。
で、オリジナルはどうなっているかと福山自動車時計博物館に行ったのですが、展示のマツダ360は未レストア状態で、全く参考にはなりません。
博物館のR360のドア側の金具・・全く違います・・

同じくボディ側
キャロルのドア側金具・・
マツダK360のボディ側・・

失意のまま帰路に就く途中・・ふと気がつきました。
我がRのボディーは初期型です。しかし、エンジンは後期型に変わっています。ドアも後期型のガラス巻き上げ式です。
初期型のドア・ボデイ側金具と後期型ドアの金具と噛み合うはずがないのでは・・・
ならば初期型ドアを調達するか、この初期型と後期型の金具がかみ合う様に加工するか、ですね。初期型のドアなど手に入りそうにないので、加工するしかないですかね。念のためにワンココさんのドア及びボディ側の金具の写真を見せてほしいですね。


次の疑問は                  ↓このゴムのジャバラ
                        一方は↓この開口部に嵌ると思うのですが、反対側はどこに入るのでしょうか?

↑これもどうなっているのか福山自動車時計博物館のR360を見に行ったのですが、ジャバラのゴムそのものがありませんでした。
これもワンココさんに教えていただきたいと思います。


さらにワイパーモーターはどう取り付けるのか・・
これは写真におさめることが出来たので、明日やつてみたいと思います。