オールドタイマーの「キャブレターのメンテナンス」をみまくったけど、知りたいところの記事が見つかりませんでした。諦めてネットを見ると漏れていた穴はストレートにフロート室に繋がっていることが分かりました。そこでキャブの上部を外そうとネジを全部外し上に引っ張っても外れません。ピターッと張り付いています。プラスチックハンマーで四方八方からコンコンと叩いてやりましたがビクともしません。スクレーパーを境目に叩き込みましたが、刃が入ったところは分離できるのですが、それがきっかけになってパカッと外れることはなく、全周刃を叩き込まないと外れそうになく、全周叩き込む空間もなく、途方にくれました。
諦めモードで、針金をフロート室に突っ込んでゴチョゴチョやればフロートが浮くのでは・・と優しくコチョコチョしましたら、フロートが浮いてニードルバルブを閉めたらしくオーバーフローは収まりました。
そこで期待をしてセルを回せどもかかりません。ここでも諦めモードでしたが、セオリー通りカブッテイルのではと思い、1.2気筒のプラグを清掃乾かして(3.4気筒は今持っているプラグレンチでは取れませんので、そのまま)チョークを一ぱいに引いてセル! 掛かりません。またもや諦めモードでキーを戻そうとする刹那!ブルル!慌てて再度キーを回し、めでたくエンジンがかかりました。はじめはエンジンの振動が酷く、多分1.2気筒で回っているのだろうと推測・・アクセルを煽っているうちに3.4気筒にも火が入ったらしく、振動はましになりました。でも、結構ブルブルしていますけど。
アイドリングに移るとタコメーターは1800回転をしめしています。ま、兎に角車の移動ができるようになったので初期の目的をヤット、ヤットはたしました。
バッテリーの端子の締め付けが弱かったので、空き缶をきってスペーサーを作り、シッカリとりつけました。
アイドリング回転数を下げようと狙ってやったわけではないですが、結果的にアイドリング回転数は800回転になりました。正常回転数ではないでしょうか。オートチョーク機構が正常な電圧か電流が流れることによって正常に機能したのでは・・と喜んでいます。
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